2008 11 月 | Slingbox Fan

Monthly Archives: 11 月 2008

コンポーネントケーブルでの接続

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Filed under 地デジ, 画質

Slingbox SOLO は、コンポーネント端子を持っているため、地上デジタルチューナとD端子-コンポーネントケーブルで接続することが可能である。果たして、コンポーネントケーブルは、S-Video での接続より上か?

当然、コンポーネント端子で Slingbox~地デジチューナ間を接続すると Slingbox でもっとも高画質な映像を送信することが可能と推定される。実際に接続してみるとコンポーネントは、確かに高画質だ。S-Video を超える映像が Slingbox から送られてくる。しかし、コンポーネントでは画質が良すぎるのか、コンポジットや S-Video では見られなかった画面のちらつき、そしてノイズが発生している。特に、映像の”暗部”の上にノイズが目立つ。映像信号の暗部は音声信号でいうところの弱音で、もっともノイズの影響を受ける場所らしい。となると、S-Video ではつぶれてしまっていたノイズが、コンポーネント端子で高画質になり出てきたのかもしれない。

※以下が暗部ノイズ

一旦結論を出すと、コンポーネントケーブルは、確かに S-Video より上だが上記の通り、ノイズが気になる人には向かない。もっともこれはケーブルによるのかもしれないので、別の(高価な)ケーブルでも試してみる必要がありそうだ。しかし、ノイズも目立たなく画質も滑らかな S-Video で十分かもしれない。

海外からの接続速度

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Filed under スリングボックス全般, 地デジ, 海外で視聴

シンガポールから日本の Slingbox へ接続しているが、接続速度は調子の良い時で1900Kbpsぐらい出ている。海外からこれだけのスピードで視聴ができるとは驚きだ。この速度で画質の高い地上デジタル放送を送信しているので送られてくる映像はとても良い。SlingCatcherで見れば、日本でテレビを見ているような錯覚に陥る時もある。しかし、接続速度の良し悪しは勿論、時間帯や場所による。ただ、(ここシンガポールでは)ケーブル会社のインターネットよりも電話会社のインターネットの方が速度が出ているように思われる。

SlingCatcher 発売で思うこと

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Filed under SlingCatcher

Slingmedia社から、2008年10月9日にようやく、テレビで視聴することのできる”SlingCatcher”が発売になった。ロケフリの”TVボックス”が生産完了となった今、一般的に販売されている機器で、映像送信装置からのストリーミングをテレビに直接出力できる唯一の機器である。しかも、SlingCatcher はそれだけではなく、以下の機能を備えている。

1) インターネットまたはホームネットワーク経由でのスリングボックスからのビデオ配信をテレビに映すことができる

2) ホームネットワーク上で、PCに保存されているビデオまたは写真をテレビへプロジェクトできる

3) USBストレージ(フラッシュメモリまたはハードディスクドライブ) を SlingCatcherへ接続して、ストレージ内のビデオやオーディオファイルをテレビに映し出すことができる

これらの機能を備えて華々しく発売された SlingCatcher だが、果たして22ヶ月も発売を待ち望んでいた人々はこれだけの機能を望んでいたのだろうか。これらの機能を備えて 299.99 USD。正直、高すぎる。もしこれを売りたいのであれば、テレビへ出力する機能のみで、130 USD 前後で一度発売し、その後にこれだけの機能をつけた SlingCatcher を発売した方が良かったのではないかと思う。

しかし、二ヶ月使ってみた感想としては、2008年11月に一度ファームウェアのアップデートもあり、スピードが出ない事象等のバグフィックスも行われ、(使う側が慣れたのかもしれないが)まあまあの動作をしているので、当初の”これだけ待たされてこんなものか”的な不満は無くなってきている。が、SlingCatcher でー度設定したリゾリューションぐらいは固定にしてほしい。今後のファームウェアアップデートに期待する。

リモートからの地デジチューナ操作

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Filed under リモートコントロール, 地デジ

リモートから地上デジタル放送を見るには、スリングボックスから地デジチューナをコントロールする必要がある。スリングボックスは、リモートからAV機器をコントロールすることが可能であるが、デフォルトでインストールされている操作可能な地デジチューナは限られている。HVT-ST200またはHVT-KD300などだが、これらは既に生産終了となっており、入手できるかも定かではない。IODATAによるリモコンサポート接続機器リストが、今後増えていくという事などもはや期待できない。IODATA(輸入総代理店 伊藤忠)は、スリングボックス自体を既に”生産終了“としており、Classic の上位機種なども発売しないため、既に手を引いていると思われるからである。なので、今スリングボックスを購入するときに悩むのは、”リモコンサポート機器”の少なさではないだろうか?しかし、リモコン操作データは個人でも十分に作成可能なのである。リモコンの赤外線信号を解析し、スリングボックスにそのデータを送ってやればいいのだ。これは恐らくどんなリモートコントロールでも可能であろう。 .bin の作成方法についてはまた紹介していく予定。

地上デジタル放送の送信

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Filed under 地デジ

スリングボックスには、デジタルチューナがついてないため、地上デジタル放送を送信する場合には、地デジチューナが必要となる。2008年12月現在では主なものとして、以下の地デジチューナが発売されている。

IODATA HVT-T100(2008年 5月下旬発売)
この機器は発売当初、フリーズなど問題が多く、かなりの苦情があったが、2008年9月8日のファームウェアアップデート後は、比較的安定して動作しているようである(画面に白い横線が入るなどはまだあるが・・・)。D端子、S-Video端子などを持っているので、Slingbox SOLO などと接続する時は、D端子-コンポーネントで接続すると良いだろう。S-Videoでも十分高画質な映像を送信することができる。特徴として番組表表示、視聴予約が可能である。価格もお手ごろなのでスリングボックスとの接続にはお勧めである。

マスプロ DT610(2007年 8月24日発売)
リモコンの反応がいまいちであるが、安定して動作する機種である。S-Video端子がなく、コンポジットとD端子がついている。シンプルなつくりで、番組表、視聴予約などの機能はもっていない。安定して地デジが見れればOK、という人にはお勧め。

バッファロー DTV-S30(2008年11月中旬発売)
現在もっとも安価なチューナであろう。接続はコンポジットのみ。番組表、視聴予約などの機能はない。このチューナについては取り分けまだ評判を聞かないのでなんとも言えないが、”とにかく安く地デジが見たい”という人にはお勧めであろう。

ピクセラ PRODIA PIX-XT030-P00(2007年10月12日発売)
この機種は他よりも値段が若干高めだ。機能として、番組表表示が可能(視聴予約機能はなし)である。D端子、S-Video端子、コンポジットを持っているので、Slingbox SOLOとはD端子-コンポーネントで接続できる。操作のレスポンスがよく安定して動作する機種。IODATA HVT-T100がどうしても合わないという人にお勧めだ。
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そして気になるスリングボックスとの接続だが、初めは、HVT-T100 を Slingbox Classic に S-Video で接続していたがいろいろと問題起こった。頻繁ではないが、画面に乱れが発生したり、画面が半分ずれてしまったり、また突然画面が真っ黒になって信号がこない等の事象が発生したのである。原因を見つけるために、まず S-Video を外し、コンポジットで接続し直してみたが、同様の事象が発生した。次に、悪名高き HVT-T100 が原因かと思い、DT610 を Slingbox Classic に接続してみたが同様の問題が発生した。さらに、HVT-T100 をもう一台購入しテストしたが、同様の事象が発生した。最後に、HVT-T100 を Slinbox AV に接続し変わらなかったらアンテナ、接続部分、およびケーブルを調査しようと思っていたが、Slingbox AV にしたらピタリと乱れが止まった。Slingbox Classic に問題があるのであろうか?それとも所有している Classic 固有の問題なのだろうか?今後さらなる調査を進めていく予定。

スリングプレーヤー 2.0 のアップデート・ポップアップを止める方法

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Filed under Firmware, SlingPlayer

スリングボックスはファームウェアのアップデートに失敗するケースがある為、アップデートを行う時は覚悟を決めて行う必要があるが、ポップアップが出てきて間違ってアップデートしてしまうこともあるだろう。そんな間違いを防ぐため、煩わしいスリングプレーヤーのアップデート・ポップアップを止めてしまう方法がある。以下がその方法だ。

1) 次のフォルダを開く
C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Sling Media\SlingPlayer\2.0

2) Firmwareフォルダの全ての”.bin”ファイルを別の場所に移動

3) “SBCore.ini”のバックアップを別の場所に保存

4) “SBCore.ini”を開き、以下を削除

url.check.update=http://www.slingmedia.com/redirect/index.php?urltype=updatem

url.slingcentral=http://www.slingmedia.com/redirect/index.php?urltype=slingcentral

[Update]
URL=http://www.slingmedia.com/redirect/index.php?urltype=updatea
SleepOnFailure=3600
SleepOnSuccess=86400
NextWakeup=BPFDMIHE
BIServer=
[NetSetup]

5) “SBCore.ini”の変更を保存し、プロパティを開き、読み取り専用にする

これでポップアップはもう出てこないと思われる。しかし、最新バージョンにトライしないのもさみしい気もするが・・・・。

恐怖のファームウェア・アップデート

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Filed under Firmware, Firmware ロールバック

ファームウェア・アップデートに関するよくない話を頻繁に聞く。

最新のスリングプレーヤである 2.0 がついに正式版としてリリースし、これにアップデートしたのはいいが、2.0 を使うとスリングボックスのファームウェアが更新された時にポップアップでファームの更新を促される。ここでつい”今すぐアップデート”に”yes”と答えてしまうとアップデートが開始されてしまう。これは LAN 経由ではなくリモートで視聴していても同様だ。しかたがなく更新されるのを待っていると、突然、何かがオカシイ、と感じる。ファームウェアが更新され、再起動して正常に立ち上がってきているはずなのに映像が正常に送られてきていない!時にそれは、”Black and White”になってしまったり、また速度が異常に遅くなり一定以上に上がらない時もある。一体何が起こったのだろう?嫌な予感が胸の中でじわりじわりと膨らんでいく。アップデートの失敗だ。このまま使えなくなったらどうしよう・・・・

そんな経験をした人も少なくはないだろう。何が原因でアップデートが失敗するのか、今をもって不明である。しかし、これを直さない限りはスリングボックスが二度と使えなくなってしまう。そこで、ファームウェアのアップデートに失敗したら、ロールバックを試してみてほしい。

スリングボックスのファームウェア・ロールバックとは、スリングボックスは常に新しいバージョンのファームウェアにしかアップデートできない為、古いファームウェアに新しいバージョン番号を付与し、古いファームウェアを新しいファームウェアとしてスリングボックスに認識させ、ファームウェアをロールバックする、という技である。その方法は以下になる。

1) Hex Editor(XVI32等)を用意する

2) 戻したいバージョンの .bin ファイルを用意し、バックアップを取っておく

3) Hex Editor で .bin を開く

4) バージョンを変更(インストールした最新のバージョンよりも新しくする)

5) 日付を変更(インストールした最新のバージョンよりも新しくする)

6) .bin を保存し、ファイル名も変更したバージョンに変更しておく

7) スリングプレーヤーの”Setup Assistant”から”Software Update”を選択し、”Adanced Mode”で先ほどのファイルを選択。そして、アップデートを行う。

もし、再度失敗した場合には、別のバージョンを上記のやり方で変更し、アップデートしてみる。そしてまた失敗した場合には、同じ手順を繰り返す。(Rollback は自己責任で。)

うまくいけば、元のストリーミングが戻り、いつもの映像が出てくるのでほっとするだろう。しかし、アップデートの度に緊張しなければいけない、スリングボックスとは一体何なのだろうか。Slingmedia社は早くなんとかするべきだ。

余談だが、一度アップデートに失敗したスリングボックスは、次のアップデート時にも失敗しやすい。逆に、初めから成功しているスリングボックスは何回やっても成功する確率が高いと思われる。つまりこれは、ハードウェアに問題があるということか?

スリングボックスの種類について

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Filed under スリングボックス全般

2008年11月20日現在、Slingmedia社からは以下の三種類のスリングボックスが販売されている。

Slingbox PRO-HD
Slingbox PRO
Slingbox SOLO

それぞれ何が違うのかというと:

Slingbox PRO-HD (2008年9月24日発売)
三機種の中で唯一 High Definition video のストリーミングが可能であり、さらにデジタルチューナが内蔵されている (このデジタルチューナは日本では使用不可)。それだけではなく、その他のSlingboxのビデオコーデックがWMVを使っているのに対して、PRO-HDのみH.264コーデックを使っている。H.264コーデックは技術的にはWMVと同等だが、体感的にすぐれているという意見が多い。接続できるソースは、Standard Definition audio/video 1台、 High Definition Component video 1台とデジタルアンテナ(合計3台)。

Slingbox PRO (2006年9月28日発売)
三機種の中で唯一アナログチューナが内蔵されている。こちらは日本でも使用可。PRO-HD との主な違いは、HDのストリーミングとデジタルチューナ。接続できるソースは、2台の Standard Definition audio/video とアナログアンテナ、そして1台の High Definition Component video となっている(合計4台)。今後は、Slingbox PRO がメインストリームからはずれ、PRO-HD と SOLO の2台でいく様子。(米国は、February 17, 2009 でアナログ放送が停止するらしい)

Slingbox SOLO (2007年9月26日発売)
上記二台の機能が無く、さらに接続できるAV機器も1台のみ。Slingbox AV の後継機。

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そして、過去には以下のスリングボックスが発売されている。

Slingbox Classic(2005年7月1日発売、日本では2006年7月28日~2008年3月生産終了)
クラシックは、初代スリングボックスである。S-Video端子、コンポジット端子、アナログチューナを持っている。解像度が 640 x 240 までとなっており、初代だけに、他と比べ画質が落ちる。

Slingbox AV (2006年9月28日発売、後継機 SOLO)
1台の Standard Definition audio/video が接続できる。S-Video端子とコンポジット端子を持っている。解像度は、640 x 480。

Slingbox Tuner (2006年9月28日発売、後継機 PRO)
アナログチューナが内蔵されているだけで、他の接続端子を持っていないシンプルなもの。解像度は、640 x 480。

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地上デジタル放送を海外なりどこなりへ送信するにあたって、推奨機種は AV である。AV は、640 x 480 のリゾリューションを持っており、さらに S-Video端子がついている。そしてなんといっても、AV は SOLO に取って変えられた為、価格が下がり90ドル前後で手に入る。これに地上デジタルチューナを接続すれば海外でも十分、地デジの”高画質”を体験することができる。しかし、地デジ送信で避けたいのは、日本で唯一売られていたクラシックである。クラシックは、リゾリューションの低さだけでなく、地デジチューナを接続すると画像に乱れが発生する場合がある(このことについては、後でもう少し詳しく書いてみようと思う)。

スリングボックス!

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Filed under スリングボックス全般

スリングボックスは、映像送信装置、つまりネットワークを通して画像と音声を送り出す装置である。スリングボックスまで到達できるネットワークさえあれば、世界中どこでもテレビを見ることができる。また、通常のテレビ放送だけでなく、地デジチューナ、BS・CSチューナ、防犯カメラ、HDDレコーダなどを接続し、それらの映像を見ることも可能だ。特に、海外で生活しているが日本のテレビが見たい、と思っている人にはもってこいの機器である。

ネットワークの接続速度は、300Kpbsもあれば十分視聴することができるが、より良い画質を希望するならそれなりの速度が必要だ。海外で 1500Kbps 程度がでればそれなりに満足する画質が得られるだろう。さらに、できれば内蔵のアナログチューナではなく、地デジチューナを接続したい。アナログとは比べ物にならない画質が得られるからだ。

ソニーからロケーションフリーという同様の事ができる製品も発売されているが、スリングボックスの方が画質が若干良いと言われており、ロケフリからスリングボックスへ乗り換える人も少なくないようだ。また、ロケフリ用のテレビボックスは既に生産完了となっているので、手に入れるにはプレミア(?)がつき恐ろしい金額になって市場で出回っているものしかない。新しいものが早く出てくれることを祈るばかりである。

それに引き換えスリングボックスは、2008年10月9日にようやく、テレビで視聴することのできる”SlingCatcher”が発売になった。2007年の1月に発表されてから、1年10ヶ月待たされてのようやくの発売である。長い間待たされようやく買った人たちは、”こんなに長い間待たせてこんなものか”と批判の声も少なくない。価格の高さや速度が上がらない等のバグの多さが原因だ。評価は今一のようだが、今後のファームウェアのアップデートでよりよいストリーミング+画質になってくれることを期待したい。

今後少しずつスリングボックスについて紹介していく予定です!